[本] 本田にパスの36%を集中せよ



あの、2010年夏のワールドカップから一年が過ぎて、つい先日には女子ワールドカップが終了したんで、そろそろまとめがほしいと持っていた所にびびっときた一冊。
データから岡田JAPAN、ザックJAPANを解析し、強豪国と何が違うか、という点を明らかにする。


 序章 勝負をきめる16秒
 1章 サッカーのデータ革命
 2章 Jリーグでもっとも速い選手は?
 3章 岡田ジャパン 「接近・展開・連続」の苦闘
 4章 W杯4試合 最後のピースは本田
 5章 ザックJAPAN アジアカップ優勝への軌跡
 おわりに


1章と2章は後回しでよくて、序章をと3章がおもしろい。


KPIとしてあげられているのは以下の点

 ・攻撃面
  ・ボールゲインからの16秒以内にシュートした数
  ・縦パス成功数
 ・守備面
  ・クリア数
  ・アタッキングサード+ミドルサードでのボールゲイン数

これをちゃんとプロットすると、日本の残念さがよくわかるというしろもの。

つらつらと読んでいくと、

 ・日本人スタミナないねえというか、無駄走りしすぎじゃね?
  →アクチュアルタイムで、相手型のボールが三〇分を超えると、運動量が落ちるらしい
   オランダとのテストマッチを見ればわかった、「はえディフェンス」の駄目さ加減があらためてよくわかる。

 ・アクチュアルタイムを制御するには、スローインやFKの間が重要
  →これを読むと、暑い中東のチームがこういう時にダラダラしてるのはアクチュアルタイムを
   減少させる効果があるんだなーと理解。そうしないとやっとれん、という事でしょう。

 ・ザックのディフェンスはとてもオーソドックス

 ・強豪国になるには、前でボールを刈り取るディフェンス能力の向上が必要

 ・クリアせずにつなぎましょう

という所でしょうか。
まあ、日本がずばぬけていたのは、分析力という所がなんというか、おちゃめ。
個人的にはあと、コンディショニングに成功した、というのも大きいかと思います。


こうしてデータを見てみると、強豪国にはまだまだ遠いなあ、と。
戦術面の理解がホント不足してます。

なにしろ、おじいさんの応援しているグランパスが勝った要因について、よくある誤解として、
 ・個の能力
がまっさきに来るぐらいですから。
サイドアタック一辺倒と言われつつ、どうやってそのサイドアタックをやるかの方法論についてあんまり解説してくれないので、困りますよ、ほんと。
こういう所から、ちゃんと解説してくれればねえ。

そういう意味で、岡ちゃんとかにはもっとディープな解説を望みたい。。。

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