[本] もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら



はっきり言いましょう。
この本はあう人とあわない人がいます。
おじいさんは、あわない人でした。
あわない人にとっては、読むと途中で投げ出すレベルです。

あらすじとしては、高校生のみなみちゃんが突然思い立って「野球部を甲子園に連れて行くんだ」と決めて、マネージャーに志願。
そこでマネージャーなにするの?と思った時にドラッカーの「マネジメント」を買ったら、感動したのでその通りやろうとした、という所です。

この本は出落ちなんですよ。
タイトルとジャケットで買わせる。
以上、終わり。という本。

思考実験としても、問題のサイズが調整されているので、「へぇ」いう所で終わりです。
というか、最初から最後まで、おまえマネージャーの仕事勘違いしてるだろ。
最後の方で涙ほろりな展開をみせるのですが、あくまで淡々と進んでいく。


というわけで、
 ・野球漫画の好きな人は読んではいけない
 ・もう少し拡大して、スポーツ漫画の好きな人は読んではいけない
 ・One Outsの好きな人も読んではいけない

じゃあ誰が読むんだって思ったんですが、まー、ジャケ買いする人はいるんでしょうなあ。
主人公の違和感さえ我慢して最後まで行けば、一応小説にはなってるんですが・・・
どうにも耐えられない。


おじいさんはあまり本を読まない方、大体年間一〇〇冊程度小説を読む程度なんですが、
前々から思ってるのは、

たとえば三国志でビジネス戦略を学ぶ

なんてのは邪道だと思ってます。
明らかによくない。
これと同じなんじゃないのかと。

どういう事かというと、一冊で書ける程度で歴史が語れるわけないだろう。それでさらりと書いてあっても応用聞くわけないだろう、と。
同じ局面は全然でてきません。

大体三国志はあんた小説であって、正史と演技の違いをちゃんと踏まえておけよとか、その当時の常識ちゃんとおさえたよね?
軍はどういう組織かわかってるよね?
飯はどういう飯を食っていたかわかるよね?
建物はどんな建物か、どうやって組んだかわかるよね?
儒教、道教、黄巾賊、五斗米道、もちろんだよね?

そういうのを高精度で押さえておかないと、どうしてその決断に至ったのか、その決断がどう影響したのかというのはわからないわけで、横山三国志や吉川三国志でビジネス語ったりするのはどうなのよ?と思うのです。


この本は、若干、それに近い。
違うんですけれどね。


ドラッカー読みたいならば、ちゃんとマネジメント読みましょう、という本です。
なんで、買う前に本屋で立ち読みすることをお勧めします。


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