[本] ソフトウェアテスト293の鉄則

ソフトウェアテスト293の鉄則

ひさしぶりにツボに入った技術書。


第1章 テストという仕事
第2章 実践的テスト担当者の思考法
第3章 テストの技法
第4章 バグの報告
第5章 テストの自動化
第6章 テストドキュメント
第7章 プログラマとの協同作業
第8章 テストプロジェクトのマネジメント
第9章 テストグループのマネジメント
第10章 ソフトウェアテストにおけるキャリア
第11章 テスト戦略の立案


この本はソフトウェアのテストにまつわる広範な範囲から、これだと思う鉄則を抜き出したものなんですが、下流工程の一番下であるテスト担当者向けなので、現実の現実しか書いていない。
苦いです。
だから、この本を読むにあたって、「序文」に書かれている注意事項はちゃんと守りましょう。

 ・ラッパのみしてはいけない
 ・一気飲みしてはいけない
 ・混ぜてはいけない
 ・大事にとっておいてはいけない


おじいさんは一気飲みのみしました(^-^;)
読んだ印象なんですが、テストがかかわること全般に関して、テストのフレームワークを提供する本ではなく、テストの現実を切り抜ける方法が書かれているように感じました。

その中には人間関係に関する洞察ももちろん含まれているわけで。

鉄則087 (バグ報告は)疲労困憊で不機嫌な人に読まれると思え

まあプロジェクトが佳境に入れば、プログラマは疲労困憊してるわけですが

鉄則181 プログラマは竜巻のようなものだと思え

やれることをやるわけですから、テストがやり直しになることもあります。

胸を突かれた鉄則にはつぎがあります。

鉄則107 (テストの)自動化は銀の弾丸にはならない

自動化しようと思うと、それはソフトウェアの開発他ならないということをはっきりと述べています。特にGUI系の自動化は難しい、と。だったら手でやった方がはやいかもしれないということも。
おじいさんも、一時期自動化を推進した事があるんですが、みんながみんな自動化できるわけじゃないので、むしろ開発速度が落ちたような気がしなくもない。
この本にも書いてありますが、テストを自動化したからといって、それで取れるバグってのは全体の20%にも満たないわけです。労力はかかるんですけれどねえ。。


ああ、この本の魅力をうまく伝えられていませんね。
最近、デマルコのデッドラインを読んだんですが、それより百倍おもしろくてためになった。
テストやっている人も、やっていない人も、ソフトウェアの開発に携わる人なら一読してみてください。
きっと笑える事うけあいです。

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