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zoom RSS [サッカー] グランパスの攻め方ってどうなんよ?その2

<<   作成日時 : 2012/02/25 22:24   >>

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さて、前回の続き。ケネディ無双です。

グランパスのケネディは、Jリーグにおいて、図抜けた存在なんですよ。
二年連続得点王。まあ、PKで上げ底しているので、若干割り引く必要があるんですが、高さについては比類ないプレーヤーです。
それに加えて、足下の技術もけっこうなものという、かなりチート気味。

個人的には、グランパスはこの高さという戦術をクラブカラーにしてもらいたい。
クライフだったかの言葉に、「高さは疲れない」というのがありますが、夏場につよい戦術です。それを忘れていて失敗したのが、ピクシー体制初年度なわけですが。

まー、縦ぽんは縦ぽんで見ていておもしろいです。ゴールが決まると、「これがサッカーだ!」(ざまあみろ)と叫べるゴールが多いですから(^-^;



クロスからの攻撃


鹿島戦のブルゾのゴール。
グランパスの戦術の代表とされている、阿部クロス→ケネディポスト→ぐだぐだしてブルゾというものです。

いくつかグランパスの戦術で誤解をまねいているのが、ケネディへのクロスだけだろう、というものなんですが、まあそれは事実は事実として、じゃあなんで君たちはケネディへのクロスが止められないんだね、とグランパスファンは言うわけですよ。
その答えの一つは、阿部のアーリークロスという事になります。

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ここで阿部にボールが出るんですが、この時点ですかすかです。一人鹿島のDFがアタックにきているので、クロスをあげるとすればダイレクトで打つか、一人抜いてクロスになりますね。
が、阿部の選択はワン・ツー。上がってきてるのは、なんか小川のような気もしますが、こんなに加速しないよな小川。最後まで見たら、玉田のような。よくわかりません。
前の裏をねらっているのはブルゾ。

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ワンツーでうけた玉田が進んでます。
ケネディが手をあげて、裏によこせと合図。
でも、ブルゾに入れた。
さて、クロスが入る理由なんですが、おそらくここの阿部の動き。裏を取りにいってません。次でわかるんですが、どちらかといえば、距離をつめる動きしてます。そして、クロス。距離が短い方が精度高いし、姿勢がいい。
まあ、鹿島のSBがブルゾん所でついていけていないのが最大の原因だと思いますが。

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ここで阿部が姿勢を直してクロスするんですが、その時、ケネディと鹿島CBとの距離が気になります。最初は隣CBとの斜めの補完関係かと思いますが、どうもケネディを視界に納めておくために距離をとっていたようです。

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この時は、阿部のクロスは精度を欠き、このCBにクリアされますが、この時の阿部の狙いはどうも、右からすっ飛んできている藤本にあわせたんじゃないかと。藤本が全力疾走なら届いたかも知れません。
で、そのこぼれ球がまたもや阿部へ(^-^;

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戻ってきた玉田が受けようとしますが、その前に阿部はアーリークロスを選択。
まあ、PA内に3人いるし、ケネディもいるので、勝てなくはないだろ言うという所です。まあ、だから放り込みサッカーと言われるゆえんなんですが。

これ以外の選択肢としては、玉田とワンツーで阿部が抜け出す、ブルゾに入れてミドルというのがあったわけですが、阿部はクロスだったわけです。

で、鹿島のDFはそんなに悪いポジショニングしているようには見えない。ちゃんとケネディ見てますし。
むしろ、さっきから思ってるんですが、鹿島の右SB、少しさぼりじゃないですかね?阿部との距離が遠すぎる。まあ、縦に抜けられるよりはと思ったんですかね。
この辺、グランパスは縦を切って、クロスを上げさせる戦術なんですがね。増川・闘莉王という高いのがいるので、そういう戦術なわけですよ。

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鹿島DFの頭をこえてケネディへ。えーっと、これはしょうがない。阿部の精度が良すぎた。ケネディは胸トラップ。
この時点でDFが寄ってしまったので、ゴール前ががら空きです。そこへ転がし、藤本がグダグダして、ブルゾが決めるというわけです。

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となってくるわけですが、どうしてグランパスのクロスが止められないかというと、阿部のキック精度もさることながら、玉田との連動性、そしてアーリークロスという特徴があるせいじゃないかと思います。
アーリークロスが打てるのであれば、クロスをうつタイミングがかなり自由になるわけで。相手との距離が2mあればケネディが普通に競る事ができるボールを蹴れるというのはかなりな武器なんじゃないかと思いますねえ。

後、今回は藤本が飛んできましたが、左サイドて阿部+玉田・藤本・小川なんかがからむと普通にボールを運べちゃうので、組み立てられるんですよね。
詰まったら、阿部が逆サイドに展開できるし。
あー、阿部に身長が185cmぐらいの大型SBという特徴か、長友ばりのスピードがあれば、日本有数のSBになれたのになあ。
日本の左サイドバックは長友ですが、長友とはまた違う特徴があっていいんですよ。ちなみに、日本ナンバーワンクロッサーの駒野は左右どちらでもできるという化け物ぶり。後、左サイドといえば、フィテッセの安田とかいますが、評価高いかな−。


ケネディの落としでゴール


磐田戦の小川のゴールです。他にもいくつかポストのゴールはあったのですが、これはこれで綺麗なのでチョイス。

さて、攻撃の開始はケネディが右の田中に振る所から始まります。

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田中から藤本へ(白線)。この時、中央のケネディは最前線に走っていきます。そんなに速くない(赤線)。

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ここでおかしな事に、藤本の前になぜか小川が前にいます。実はこの前のプレーで小川が残ってたわけなんですが。で、最初オフサイドポジションにいる。
そして、ケネディは前のスペースにむかって驀進中。だが、まだそのスペースに入り込むには時間が必要。
この時点で、藤本としては小川の裏へのスルーパスか、小川のポスト。田中のオーバーラップを待って攻撃の二択。
この動きは非常にロジカルな所で、決まりとして藤本のようなポジションでボールが保持できたら、田中は繰り返しオーバーラップします。それによって、小川のマークが薄くなる。
だから、藤本は時間を作ります。時間は、ボールにタッチしつつ流れて切り返す、四秒程度ですが。

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藤本が時間をつくってる最中のものなんですが、ここでケネディの動きはかわってないんですが、どうも磐田のCBがケネディに気づいていないような具合。少なくとも中央のCBの場所はおかしいだろ、と。そのせいで、まだぽっかりスペースが空いています。

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この時点で藤本の選択肢としては、田中へ流す、小川と攻撃(裏とポスト)の二択。小川の右足側へするっとスルーパスでもよかったかもしれません。
この時の藤本の選択肢は、フェイントを入れてから、小川とワンツーでした。

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きれいに小川に入りすぎですな。田中に流してもよかったのですが、より姿勢のいい藤本へワンツー。
さて、ケネディの方ですがスペースに走ってる。で、磐田CBがさぼってるような状態なのでまだスペースがあったわけです。
この小川・藤本の動きでケネディがスペースに入る時間ができた。まあ、田中の方に流してクロスでも時間は稼げたかと思いますが。

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ようやく磐田のCBがスペースに走り込むケネディに気づきますが、そりゃ勝てるわけがない。
藤本がそれを狙ってパス。
で、特筆すべきは、この時点ですでに予想して小川が磐田DFの背後からするりと抜けだそうとしている所です。藤本と小川のサッカーIQ高けえな。。。

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この時点で、ケネディがうまく納めれば小川は決定機を迎えるわけです。
そして、ケネディのトラップが流れたのか、それともやさしいパスだったのかわかりませんが、小川にボールが渡り、うまくシュート。ゴールとなりました。

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このケースだと、ケネディのポストのうまさが目立ったというのもありますが、なんですかね、磐田CBのさぼりがまずかったような。。。
まあ、それはさておき、ケネディはわりとこういう風にして動きながらポストする事が可能で、それで得点取っているのも事実です。日本代表の前田みたいに動き回るわけじゃないんですが、前後と左右にも結構動いたりします。

しかしなんだ、小川のゴールってうまく行くときはすんごい綺麗に崩してるような。。得点能力があれば、まじめに世界クラスの選手なんだか。。。
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